産業企画課長 大 西 博 紀
観光振興課長 山 口 恵 子
農水振興長 川 瀬 孝 男
農林整備課長 中 野 道 弘
農業委員会事務局長 斎 藤 耕 衛
地域整備課長 新 井 田 功
都市整備課長 倉 島 隆 夫
建築課長 諏 訪 龍 一
用地対策課長 波 多 野 智
下水道課長 三 田 村 明 彦
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〇事務局職員出席者
局長 白 田 久 由
係長 石 井 昭 仁
午前10時00分 開 会
○委員長(比企広正) おはようございます。定足数に達しましたので、ただいまから4日目の
一般会計予算審査特別委員会を開会いたします。
なお、執行部から本日の議案審査に係る資料の提出がありましたので、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
本日は、
経済建設常任委員会所管分について審査いたします。
説明員の皆様に申し上げます。説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項を省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。
説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、担当課長等から順次説明をお願いします。
なお、きのうもお話ししたんですけれども、名目計上とか、あと負担金とか、軽易なものについては説明要りませんので、よろしくお願いいたします。
それでは初めに、大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) おはようございます。それでは、議第140号 平成26年度新発田市
一般会計予算議定についてのうち、
産業企画課所管分についてご説明を申し上げます。
まず、概要でございますけれども、歳出予算総額は21億7,167万8,000円でございまして、一般会計歳出総額の約4.9%でございます。また、歳入予算額は20億2,345万4,000円であり、
一般会計歳入予算総額の約4.6%となってございます。
それでは、歳出からご説明を申し上げます。お手元の予算書182、183ページをお開き願います。5款1項1目労働諸費でございます。説明欄一番上の丸印、サン・ワークしばた管理運営事業は、市民の教養、研修等の場の提供施設でございますサン・ワークしばたの管理運営にかかわる経費であります。
次の新潟県
労働者信用基金協会出資事業は、労働者個々の方々が各種融資を受ける際に信用保証を行ってもらうための協会への出捐金でございます。
次の
住宅建設資金貸付事業は、市内に住宅の新築、増改築、修繕または購入をしようとする方で自己資金の不足する方に対し、低利な資金のあっせんを行い、資金調達の円滑化を図るための預託金でございます。
次の
労働金庫特別預託事業は、新潟県労働金庫の事業運営推進及び経営基盤の強化のために預託するものでございます。
次の
勤労者福祉サービスセンター支援事業は、市内中小企業などで働く方々の福利厚生事業が安定的に継続ができますよう、
公益財団法人新発田市
勤労者福祉サービスセンターに対しまして事業費の一部を補助したいというものでございます。
3つ下の丸印、
雇用対策推進事業は、
ハローワーク新発田及び新発田商工会議所と連携をいたしまして、まちの駅内に設置してございます就業支援施設でありますはつらつ仕事館の事業委託料で、事業の充実を図り、中高年齢者、女性の就業支援や高校生等の
インターンシップマッチング事業を実施したいというものでございます。
次の
若者就労支援事業は、若い世代のニートやひきこもりなど就労が困難な人たちに対しまして、就労相談、セミナー、ジョブトレーニングなどを実施し、若者の就労支援の拡充強化を図りたいというものでございます。なお、委託先につきましては本年度と同様、
企業組合労協センター事業団でございます。
次の
緊急雇用創出事業、観光振興課及び次の農林整備課につきましては、新潟県への事業申請等の窓口が当課産業企画課になっているものでありまして、2課において事業委託により失業者の雇用の拡大を図るため予算を計上しているものでございます。
次に、206、207ページをお開きください。7款1項1目商工総務費、説明欄上から2つ目の丸印、
日本貿易振興機構参画事業は、同機構への参画負担金、次の
中小企業等振興審議会運営事業は、審議会開催に要する報酬等でございまして、次の商工総務費は事務運営経費でございます。
7款1項2目商工業振興費、説明欄下から2つ目の丸印、地場産
農産物等加工技術研究事業は、市内の農産物生産者や食品加工事業者、学校、専門機関並びに商工会議所などで構成をされます新発田市
農産物等加工技術研究協議会に対しまして、地場産農産物の加工技術開発、加工品開発、加工品販売に取り組む事業への負担金でございます。
次の
新発田堀部安兵衛討ち入りそばまつり開催参画事業は、そばを活用いたしました新産業の創造、交流人口の増加、地域間の連携強化を目的といたしまして、この秋10月17日からの3日間の開催を予定してございます全国規模のそばの祭典、日本そば博覧会の開催の負担金等でございます。
次に、208、209ページをお願いいたします。一番上の丸印、
女性起業家支援事業は、女性起業家を育成するためのセミナーや各種講座に係る講師謝礼や委託料が主なものであります。
次の
工業団地指導管理事業は、市内にございます工業団地の分譲地及び公共部分の維持管理に要する手数料、修繕料、下水道負担金並びに食品工業団地の排水路負担金が主なものでございます。
次の
工業団地誘致促進事業は、企業誘致促進活動及び西部工業団地に進出されました企業が制度融資の利用に対する金融機関への預託金でございます。
次の
中小事業者支援アドバイザー事業は、起業や創業、転業を志す方が専門家によります指導、助言を受けられる相談の場開設に係る委託料でございます。
次に、
中小企業団体共同施設等資金貸付事業は、岡田にございます食品工業団地の排水浄化施設設置にかかわります28年度までの長期借入金残高に対する預託金でございます。
次の商工振興制度融資・支援事業は、市内中小企業者の資金調達の円滑化や経営の安定を図るため、中小企業者が融資を受ける際に保証を行います新潟県信用保証協会への保証料補給金や制度融資利用などにかかわります金融機関への預託金でございます。なお、震災や円高の影響による景気の低迷から平成24年度に市制度融資を利用した際の信用保証協会への保証料補給率を改正いたしまして、中小企業等への支援を強化したところでございますけれども、26年度、27年度の段階的な消費増税により、その後の景気の失速も懸念されますことから、引き続きまして26年度も25年度と同様の保証料の補給率で中小企業等の資金繰り円滑化の支援を図りたいというものでございます。
次の
中小企業団体事業資金貸付事業は、市内商店会等5団体への共済互助資金の貸付金でございます。
次の商工会支援事業は、豊浦、紫雲寺、加治川の3商工会に対する事業補助金でございます。
次の新発田市
商工観光振興協議会運営支援事業は、同協議会を通じて商店会などが実施いたします企画事業を支援するために協議会に交付する事業補助金であります。
1つ飛びまして、商標権登録事業は、商標加治川の更新登録にかかわる弁理士への謝礼でございます。
次の
にぎやか商店街実施モデル事業は、商店街のにぎわい、活性化を目指しまして、モデル事業といたしまして100円商店街などの販売促進事業を実施する団体への委託料であります。なお、次年度、26年度が交付最終年となるものでございます。
次の
新発田ブランド認証制度推進事業でございます。新発田ならではの魅力あふれる商品を新発田ブランドとして認証し、新発田ブランドの確立と販路拡大を図り、新発田のイメージアップにつなげるため25年度に制度を設置したものでございまして、認証審査会の開催経費を主なものとして上げさせていただいているものでございます。
めくりまして、210、211ページをお開きください。説明欄一番上の丸印、
紫雲寺風力発電指導事業は、施設見学者等への資料作成に係る経費でございます。
次の新
エネルギー推進事業は、平成25年3月に策定をいたしました新発田市新
エネルギービジョンをもとにいたしまして、各分野において具体的な事業計画を策定するため、有識者や関係機関で構成する協議会への運営負担金と市内における実施計画策定のための印刷製本費でございます。
次の
地方産業育成資金償還事業は、同資金の預託金の2分の1が県からの貸付金であることから、県への償還金を上げさせていただいたものでございます。
次に、218、219ページをお願いいたします。7款1項4目
中心市街地活性化推進費、説明欄一番上の丸印、
中心市街地活性化事業奨励支援事業は、中心市街地の空き店舗などへ出店される事業者の方々に対しまして、改装費や家賃等の一部を助成する助成金でございます。
次の
空き店舗出店促進モデル事業は、中心市街地の空き店舗を活用し、空き店舗へ出店する創業意欲のある方に実践訓練の場を提供しながら、出店者の育成を図るための
チャレンジショップ運営に係る委託料でございます。
次の
札の辻広場活用計画推進事業は、市の新庁舎を拠点とした中心市街地のにぎわい創出のために札の辻広場を活用したイベント等の計画を行います負担金でございます。
次の城下町しばた
全国雑煮合戦開催参画事業及びその下の
職人まつり開催参画事業は、市街地のにぎわい創出を図ります各事業の実施に対する負担金であります。
次の
中心市街地活性化推進事業は、写真の町・シバタや中心市街地で軽トラを店舗に見立てまして野菜や果物のほか物産品等を販売いたします軽トラ市の開催及び
阿賀北ロマン賞開催事業にかかわります負担金でございます。
次の
地域交流センター管理運営事業は、中心市街地のにぎわい創出や地域間の交流推進を図るための施設であります
地域交流センターの管理運営に係る経費であります。
次に、254、255ページをお願いいたします。9款1項4目防災費、説明欄中ほどの丸印、災害対策事業(産業企画課)は、放射能などの影響によりまして海水浴や外遊びなどを制限されておられます福島県在住の子供たちを、夏休みを利用して新発田市で2泊3日の臨海学校に迎えるための経費でございます。なお、この事業は平成26年度で4回目になるものでございます。
歳出は以上でございます。
次に、歳入であります。34ページ、35ページをお開きください。16款1項4目労働使用料、説明欄、サン・ワークしばた使用料は、サン・ワークしばたの施設利用料等でございます。
2つ下の丸印、16款1項6目1節の商工使用料、説明欄、露店使用料、次の
地域交流センター使用料及び
地域交流センター駐車場使用料は、常設露店出店者の使用料及び
地域交流センターの施設駐車場の使用料であります。
次に、40、41ページをお願いいたします。17款2項2目3節
生活保護費国庫補助金、説明欄下の丸印、
セーフティネット支援対策等事業費国庫補助金は、歳出でご説明を申し上げました
若者就労支援事業に対する国庫補助金でございまして、補助率は4分の3であります。
次に、52、53ページをお願いいたします。18款2項4目1節の労働費県補助金、説明欄、
緊急雇用創出事業臨時特例県交付金は、歳出でご説明をいたしました2課で実施をいたします
緊急雇用創出事業に対する県補助金でありまして、補助率は10分の10でございます。
次に、56、57ページをお開きください。18款4項1目1節
地方産業育成資金貸付金、説明欄、
地方産業育成資金県貸付金は、同資金の県からの貸付金でございます。
次に、60、61ページをお願いいたします。21款2項1目1節基金繰入金、説明欄下から2つ目の丸印、
中心市街地活性化基金繰入金は、歳出でご説明をいたしました
中心市街地活性化事業奨励支援事業にかかわります基金からの繰入金でございます。
次に、62、63ページをお開きください。23款3項1目2節
労働費貸付金元利収入と4節
商工費貸付金元利収入、加えまして2目1節
地方産業育成資金貸付金元利収入は、それぞれ歳出でご説明を申し上げました各種貸付金等の預託金及び貸付金の戻り分を計上させていただいたものでございます。
次に、66、67ページをお開きください。23款5項3目19節、産業企画課雑入は、サン・ワークしばた及び
地域交流センターにおける外部委託事業者からの光熱水費の負担分等が主なものであります。
以上が
産業企画課所管分であります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○委員長(比企広正) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) おはようございます。議第140号 平成26年度新発田市
一般会計予算議定のうち、
観光振興課所管分についてご説明申し上げます。
観光振興課の歳出予算総額は人件費等を除き3億5,555万7,000円で、平成26年度
一般会計予算歳出総額の約0.8%となっております。対する歳入予算総額は3,342万5,000円となっております。
初めに、歳出についてご説明いたします。182、183ページをお開きください。5款1項1目労働諸費、説明欄下から3つ目の丸印、
緊急雇用創出事業につきましては、2つの事業経費を計上したものであります。1つ目といたしましては、農畜産物販売所やまざくらを有効活用し、加治川地区並びに新発田市内で生産加工されている農畜産物を通年で集荷、出荷、販売する新たな事業スキームを構築し、観光客の誘客促進などの課題解決に取り組むため、昨年8月より
緊急雇用創出事業起業支援型地域雇用事業を実施しておりますが、残りの事業期間であります平成26年4月から7月までの4カ月分の雇用等にかかわる経費を計上したものでございます。もう一つの事業につきましては、新発田市観光協会が平成26年4月から着手いたします電子商取引事業が経済効果の創出とあわせて雇用条件の改善につながる事業となりますことから、平成26年度に新設されます
緊急雇用創出事業地域人づくり事業に申請を行っているものでございます。
次に、210ページ、211ページをお開きください。7款1項3目観光費、説明欄一番上の丸印、
蕗谷虹児記念館管理運営事業から、ページをめくっていただきまして213ページ、上から3つ目の丸印、カリオン文化館・
カリオンホール管理運営事業までは、それぞれの観光施設の管理にかかわる人件費のほか保守点検委託料など、維持管理並びに施設運営に要する費用でございます。
次の丸印、紫雲の
郷館管理運営事業につきましては、
株式会社紫雲寺記念館に対する
指定管理者委託料、施設補修工事費、事業費、備品購入に要する費用でございます。
次の丸印、
海水浴場管理運営事業から一番下の丸印、
山岳施設維持管理運営事業までは、それぞれの施設にかかわる人件費や
指定管理者委託料など、維持管理並びに運営に要する費用でございます。
次に、214ページ、215ページをお開き願います。説明欄一番上の丸印、
観光案内板管理事業は、市内各所に設置しております観光案内板の土地借上料に係る経費でございます。
2つ飛んだ丸印、
市島邸管理運営事業につきましては、施設管理にかかわる人件費など、維持管理並びに施設運営に要する費用でございます。
次の丸印、
月岡温泉足湯施設維持管理事業につきましては、足湯の駐車場用地の借上料と施設の維持管理に対する負担金でございます。
次の丸印、新潟県
国際観光テーマ地区推進協議会参画事業、その下の丸印、スキー100
新潟推進委員会参画事業、1つ飛びました丸印、
城下町新発田まつり開催参画事業と、最下段、
観光イベント開催事業につきましては、それぞれの協議会や開催事業に対する負担金でございます。
次に、216ページ、217ページをお開き願います。説明欄1つ目の丸印、武庸会支援事業から3つ目の丸印、しばたっ子台輪運営事業につきましては、それぞれの事業を実施する団体、実行委員会に対する負担金であります。
次の丸印、
観光施設整備事業につきましては、生活様式の変化に伴い観光客からの要望も多く、また今後取り組みを目指しておりますインバウンドの受け入れ態勢を整えていくために、新規事業として平成26年度から観光施設のトイレ洋式化を年次的に進めていくものでございます。
次の市島邸活用事業につきましては、昨年新たに市島邸で発見されました日本近代絵画の発展に大きな役割を果たした川村清雄の作品の修復作業を専門業者に委託する費用などでございます。
次の
月岡温泉環境整備事業は、月岡温泉街の魅力向上のため市道の美装化並びに街路灯のつけかえを年次的に継続実施しているものでございます。
次の
月岡温泉支援事業につきましては、月岡温泉観光協会が実施する事業への補助と源泉の維持管理に必要な基金の積み立てに対する補助金でございます。
1つ飛びまして、新発田市首都圏誘客促進協議会参画事業は、首都圏及び関西圏から月岡温泉や市内各地域への誘客を積極的に促すため、大手旅行代理店等への旅行企画商談会やモニターツアーなどの実施を行う協議会に参画するための負担金でございます。
次の丸印、月岡温泉開湯100年祭参画事業は、平成26年度に月岡温泉が開湯100年を迎えることを契機としてさらなる観光誘客促進を図るため、また次の100年に向けてさらなる魅力づけを図っていくことを目指し、町並み整備事業、
にぎわいづくり事業、宣伝広報PR事業などを実施する実行委員会へ参画するための負担金でございます。
次の
コンベンション開催支援事業は、宿泊や飲食など広範囲の経済波及効果の大きい全国並びに北信越規模の各種会議やスポーツ大会等の開催に対して支援を行い、当市への積極的なコンベンションの誘致を図るための補助金であります。
次の
蕗谷虹児記念館活用事業は、市街地を周遊する貸し切りバスとして新たに運行する予定の
しばたん観光バスの停車場所として月岡温泉等から蕗谷虹児記念館への誘客促進をするため、蕗谷虹児記念館や教育委員会で所蔵している作品並びに郷土作家の作品とのコラボレーションなどの企画により、入館者の増加を目指すものでございます。
次の
カリオン文化館活用事業は、人間国宝の故天田昭次氏の作品や遺品、またご遺族等より数多く遺品、書籍等の寄贈、寄託のお申し出をいただいていることに加え、月岡温泉開湯100年や
しばたん観光バスの運行、さらにインバウンドに向けてカリオン文化館を積極的に活用していきたいと考え、同施設の2階部分をリニューアルし、天田昭次氏並びに日本刀に特化した施設とするための整備を行うものでございます。
次の
あやめサミット開催事業は、平成9年度以降2度目の開催となりますあやめサミットを当市で開催し、日本4大あやめ園の一つ、五十公野公園を全国にPRすることで観光誘客に役立てていくことを目指すものでございます。
次の新発田市
観光協会支援事業につきましては、同協会が2月に法人化しましたことから自立した団体として組織強化を行い、市内全域への観光誘客と経済波及効果を生み出すことができるよう、人件費と
観光イベント開催事業にかかわる経費を支援するとともに、出捐を行うものであります。なお、人件費の一部と新たに取り組む電子商取引事業にかかわる経費につきましては、先ほどご説明いたしました
緊急雇用創出事業で計上をさせていただいております。
次の旧
県知事公舎記念館活用事業は、新たに食の迎賓館として誘客と施設利用の向上を目指し、従来の業務に貸し館業務を加え、通年開館いたしますことから必要な人件費、維持管理費を計上し、加えて時期に合わせた誘客イベントを開催する必要経費を計上したものでございます。
次に、218ページ、219ページをお開き願います。説明欄一番上の丸印、
しばたんバス運行事業は、新発田市観光協会が平成26年4月より旅行業資格を取得し、市内並びに近接市町村から出発または到着する旅行を商品として販売することが可能となりましたことから、今まで対応のできなかった月岡温泉と市街地間、月岡温泉と各地域または市町村を結ぶ2次交通手段として貸し切りバスを観光客のニーズに合わせたルート設定をしながら運行することを目指し、新発田市観光協会に業務委託する経費でございます。次のやま
ざくら整備活用事業につきましては、4月より同施設の所管を農水振興課から観光振興課に所管がえを行い、道の駅ふれあいセンター桜館と連携しながら、通年営業を行うために必要な冷暖房の設備工事等を行い、周遊バスの停車地として、また新発田市の農畜産物加工品などを購入できる場所として、加治川地域の観光拠点としていくことを目指すものでございます。
次に、220ページ、221ページをお開き願います。7款1項4目
中心市街地活性化推進費、説明欄中段の丸印、寺町たまり駅管理運営事業は、指定管理者への委託料や駐車場用地の借上料であります。次の
台輪展示館管理運営事業につきましては、諏訪町たまり駅、中央町たまり駅管理運営にかかわる委託料や光熱水費、建物の借上料が主なものでございます。
次に、230ページ、231ページをお開き願います。8款2項3目除雪費、説明欄中ほどの5つ目の丸印、行政管理等に要する一般経費の除雪費につきましては、観光施設の除雪にかかわる作業賃金及び委託料であります。
歳出は以上でございます。
次に、歳入をご説明いたします。32ページ、33ページをお開き願います。16款1項1目1節行政財産使用料、説明欄中ほどの丸印、電柱敷地等使用料並びにその下の
観光施設敷地使用料他につきましては、観光振興課が所管いたします行政財産を使用することによる使用料でございます。
次に、34ページ、35ページをお開き願います。16款1項6目1節商工使用料、説明欄上から3つ目の丸印、露店使用料から一番下の丸印、やまざくら使用料までは使用料やそれぞれの観光施設の入館料、施設使用料であります。
◆委員(佐藤真澄) それぞれお答えいただいたんですが、ありがとうございます。私、こう見えても湯の平には十数回行っているんですよ、こうなる前ですけどね。それはともかく、大自然が相手ですので、莫大な時間と予算がかかるわけですけれども、待っている人たちも大勢いるということは、当然承知しておられるわけであります。一日も早い、またこの復旧を私も一市民の一人として祈っているところであります。よろしくお願いいたします。
それと、強い農林水産業づくりにつきましてはよくわかりました。ただ、本当に素朴な疑問として、何でこれだけイチジクとかサクランボとかいろんな果樹があるのに、認定されないのかなというふうに思っておりましたが、よくわかりました。確かにカステラをつくられて販路を広げて、どんどん頑張っておられる方もおられますけど、それまたちょっと目的が違うということもわかりましたので、この項につきましてはよろしいです。
それから、健康農産物づくり推進事業につきましては、私の思い違いだと思うんですけど、かなり前から予算決算のときに出ておりましたが、じゃ、まだ全然やっていないということなんですね。実際に農家の方にトウキなり、カンゾウなり、シャクヤクなり、私は当然どんどんもうこの事業は進めておられるものと思ったもんですから、胎内市に先を越されたのかなと。この中にちゃんと新発田のことも触れられているんですよね、胎内市は5年以内に栽培農家10件、作付本数15万株を目指す。近隣の新発田市も、薬用植物の産地化に向けて動き始めておりと、私動き始めどころか、もう実施していると思ったもんですから、あれですけど、胎内市に負けないように頑張っていただきたいと思いますが、もしお答えいただけるんならもう一度お願いしたいと思います。
それから、軽トラ市につきましては、賑わい創出、販路拡大、地産地消を目指しておやりになっている事業だと思うんですけども、この所管課は大西課長のところですけども、農産物等運ぶのは、これまた農林業関係の課ですよね、そうしたところの連携みたいのはないもんなんですか。例えばもうちょっと農家の方の出店をお願いしたりとか、そういう横のつながりというのはないもんなんでしょうか。先ほど質問しなかったんですけれども、1回、2回のイベントじゃなくて、通年的にまちのどこかでやっていれば人は集まると思うんですよ、素人判断ですけど。これからおやりになるということを聞いてほっとしているんですけども、縦割り行政の中で非常に難しいかもしれませんけど、そうした連携プレーはできないのかという点、再質問したいと思っております。
それから、新エネルギーにつきましては、先ほどご答弁いただいたんですが、これまた分野違うかもしれませんけど、自然エネルギーも、エネルギー分野もバイオマスとかいろいろあるわけでして、三条市とか柏崎市とか長岡市等では、し尿でしょうかね、廃棄物でしたでしょうかね、ちょっとあれなんですけれども、そういうのを利用したものが既に自治体として行われているんですけど、そういうほかの分野では、ほかのエネルギーの開発ということは視野に入れられていないのか。それも設置される協議会の中で協議されるんでしょうけども、そういう点について、もしおわかりいただけましたらお答えいただきたいと思います。
以上であります。
○委員長(比企広正) 大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) 軽トラ市の連携の部分について、まずお答えを申し上げます。
当然のことながら軽トラ市、農産物の販売もやっておりますので、農業者さんのほうにもお声がけは当然させていただいております。あくまでも実行委員会形式という形をとっておりまして、その中に農業者の代表の方数名入っておられます。商業者の代表者の方、それから後継ぎですとか、そういった方々が入っておられてやっておりますので、口コミでどんどんと広げていっていただきたいということで、私どものほうからもお願いをしているわけでございますし、あと農林水産課との連携に関しましては、当然のことながら情報交換はやっておりますし、以前やっておりましたしばもん市ですね、こちらに出ていた方々についても軽トラ市にぜひおこしになってくださいということでお願いをしてきたところでございます。
なお、軽トラ市でございますので、皆様、例えば農家さんであればほとんど軽トラ持っておられますので、自分の車に生産物を乗せて運んできて、そのまま店として売っていただくというスタイルでやっておりますので、出店者が全て運んでくるということでございまして、どこか運送を使うとか、そういったことは今のところ実行委員会の中でも想定はしてございません。
それから、2点目の新エネルギーの関係なんでございますけれども、ご案内のように一昨年、
エネルギービジョン、方向性を決定をさせていただいたわけでございますが、その方向性を決めたから、じゃ、今度具体化、推進計画ですね、これがなければ絵に描いた餅になるということもございまして、ちょっとおくればせながらで恐縮ではございますが、来年度、市内でも一部民間の方でも取り組んでおられる方々もいらっしゃいますので、そういった状況、全て私どものほうで吸い上げをさせていただいた中で進捗を図ってまいりたいというふうに考えているものでございます。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 川瀬農水振興課長。
◎農水振興課長(川瀬孝男) 薬草のこれまでの取り組みについてお答えしたいと思います。
委員からお話ありましたように、これまでも薬草の取り組みは進めてまいりました。まずは、メーカーのほうに行って、薬草の状況を聞いたりですね、さまざまなあちこちの試験研究機関に出向いて、アドバイスをいただいたり、国内での情勢を聞いたりということをしてきたところであります。その際には、やはりまだまだ中国産の漢方原料というところが非常に大きな部分を占めているというふうなお話もありましたし、一方で少しずつではありましたけれども、栽培実験をやってきております。ただ、詳しく専門家の指導を受けながらやってきたということではなくて、ある意味手探りの状態で少しずつ行ってきたところでありまして、そんなこともあって十分な成果が得られてこなかったというのが実際のところであります。先ほど申し上げたさまざまなメーカー試験研究機関との相談等々繰り返す中で、先ほど申し上げた東京生薬協会という団体とつながることができまして、この協会から専門家を招いて本格的な栽培実証に取り組んでいきたいというのが、新年度からの私どもの取り組みの事業になっております。よろしくお願いいたします。
○委員長(比企広正) それでは、関連で若月委員。
◆委員(若月学) 私のほうから今の関連で2点ほどお願いします。
私どもの同僚議員であります今田議員のほうから、以前ちょっと軽トラ市のお話がちょっとありまして、実はお肉屋さんの前でコロッケ、そこも営業品目コロッケ売っているというふうな話の中で、そこの前にコロッケ屋がですね、店頭に並んで非常に頭に来たというふうな言葉で言われていたと。この事業について、やはりその配慮も少し考えたほうがいいんじゃないかなというふうなこと一つ。
それと、もう一点なんですが、新エネルギーの推進事業で、このたびそれを製本して方向性を出すんだというふうな話もお聞きしましたが、昨年風力、当然水力、それから地熱というふうなところで調査をやるというようなことで予算づけされた。その中に、地熱エネルギーをどこでやるのかというふうな形の中で、菅谷でやるというふうなお話があったように思います。その地熱を菅谷でやった結果をぜひとも教えていただきたい。
それとですね、あと新エネルギーの関係で、当然第三セクターで紫雲寺風力発電所ございます。そこの代表者のお話ですと、近い将来もう少し、今4基あるものを、今度増設して2基大きいもの欲しいんだというふうな言い方でお話ししてありました。今後買い取り価格が、洋上型になって非常に金額もかさむんだけど、採算は取れてくるだろうというふうなお話ではありましたが、いかんせん今まで赤字であったというふうなことで、自分たちの風力も利益を得られなかった。今後風力の出資に対しての新発田市として、もし利益が出た場合、この第三セクターである会社に出資、筆頭株主である新発田市として助成もしているでしょうし、当然それ市民への還元方法ですね、どのように新エネルギーの、今度風力が今ちょっといいもんですから、どういうふうに還元をしていただく、そういうふうな手法、それから建設の方向性、それについてお聞かせ願いたいと思います。
○委員長(比企広正) 大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) 若月委員のご質問にお答えを申し上げます。
まず、第1点目の軽トラ市のある意味苦情ですね、そこら辺につきましては私どもも承知をしております。ですので、今ほどのお話にございましたように、申し込みは1週間前程度にとるものですから、配置については実行委員会のほうにちゃんと伝えまして、そういった配慮を十分にした上での誘導配置、これをしていただくように私どものほうからも話をさせていただきたいというふうに考えております。
それから、最後の紫雲寺風力の関係のまずお話をさせていただきたいと思いますけれども、ご存じのとおり紫雲寺風力につきましては、設立以来、十数年来ずっと赤字続きということで、昨今やっと新エネルギーの風力が脚光を浴びて金額が、大分買い取り金額が上がったということで、今年度決算見込みについてもようやく黒になるという状況ではございます。社長さんの意向といたしましては、ぜひもっとやりたい、今ほどお話しございました洋上風力等についてもやりたいという意向は、私どもも伺ってはございます。しかしながら、今までかなり赤字であった部分、こういったものをまず全て解消をしてからの話でございましょうということで、先様にもお話は申し上げているところでございますし、なお建築からも十数年経過をしておりますので、当然風車そのものの劣化、これも想定されますので、そういったメンテナンス費用、これも兼ね合わせて、それも考え合わせた中で、さらにまだ見込めるということであれば、会社としての取り組みということで検討の余地は十分にあるんだというふうに判断をしているところでございます。
なお、現在でも当新発田市、51%出資しているということでもありますので、そういった計画、向こう様の、社長さんの意向なんかもよく踏まえながら、計画をじっくりと検討しながら、次の着工についてゴーサインを出すのか、出さないかも含めて判断をさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。
○委員長(比企広正) 川瀬農水振興課長。
◎農水振興課長(川瀬孝男) 菅谷地区での地熱を利用したというふうなご質問ですが、温泉熱を利用したということで、今年度調査事業を行っておりますけれども、菅谷住環の住宅団地用地、あそこのところで温泉を掘削すれば温泉が出る見込みがあるということで、それを利用して園芸生産ができないかというふうな、それを地域の活性化につなげていけるかというふうな調査事業を今年度行っておりますけれども、どういう作物をつくって、どの程度の規模の施設で、どういう熱利用をして園芸ができるのかと。
それと、周辺の観光施設とを結びつけることによって、地域の活性化をより発展させていくかというふうな調査事業でありまして、間もなくその完成品が出てまいることになっておりますが、今のところまだ実施の最終版というところでございますので、成果品はまだちょうだいしていないところでありますが。
〔「関連」と呼ぶ者あり〕
○委員長(加藤和雄) 湯浅委員。
◆委員(湯浅佐太郎) 1つだけ、済みません。
中心市街地の活性化で、大西さん頑張っていただいているのはわかるんですが、先ほど軽トラを持っていって何十台来るのはいいんですけども、まち中の方々、要するに商店街にもともといらっしゃる方々の意見というのが、先ほど言ったようによく伝わっていない。実は中心市街地活性化と、いろいろ百円ショップもそうだし、軽トラ市もやっていただくんですが、市の人なんて中心市街地に来て我々の話なんて聞いたことないよと、全然誰も来てくんねよと言っているんです。だから、さっき言った7,000人が成功なのか、それとも今幾ら売ったら成功なのかもそうだし、商店街に地方から野菜持ってくれば、今までウオロクで買うてた人がそこでただ買うだけで、お金においては基本的には同じパイなわけじゃないですか。例えばよそからやっぱり人を連れてくるとか、よそ行って売りに行くとか、そういった方法も含めてちゃんとまち中の方々の話を聞いていただいて、そして売る方の意見も話も聞いていただいて、ちゃんとセッティングしていただければいいんですけど、ただしばもん市場、あそこでもやって、軽トラ持ってきてやりましたと、でも結局こうでした、雨降りました、休みましたという話だけなんで、一生懸命毎年やっていただくのは非常にいいことだと思うんですけど、もうちょっとやり方を工夫したり、それから地元の方々の話を聞いていただくということはできないもんなんでしょうかね、そこだけひとつお願いします。
○委員長(比企広正) 大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) 湯浅委員のご質問にお答えいたします。
今ほどのお問い合わせの軽トラ市の関係ですが、軽トラ市実行委員会、この中に入っておられますのは農家の方、それから商店街の方も入っておられます。私どもの一つの願いといたしまして、土曜日、日曜日、結構店を閉めておられる商店の方もおられますので、にぎわいづくりのために軽トラ市をやりますので、あわせて各個店の方も何かプラスアルファのものはできませんでしょうかという、こういうお願いも現在しておりまして、来年度につきましては、そういった取り組みを商店街みずからのほうからも声を上げていただくためにも、商店街の方同士での話し合い等もしていただく予定にしておるところでございます。今委員のおっしゃられました、私らの顔が見えないというところは、私ども反省するべきところでもありますので、そういった会合等にも積極的に、これまで以上に積極的に出て意見を吸い上げ、私どものお願い、それから軽トラ市実行委員会等でのお願いも正確に伝えてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(比企広正) 井畑委員。
◆委員(井畑隆二) 3点ございます。1点は、松くい虫でございますけども、大変いっぱい予算つけていただきましてありがとうございます。今後の対応について、27年度でございます。どのような考え方持っておられるか、その辺をお聞きしたいと思います。
それから、定住化促進事業でございますけども、市街地となっておりますけれども、市街地となると非常に大きいものでございますけれども、地域限定があるんでしょうか、その辺を。
もう一点、排水路改築事業でございますが、非常にこれ要望が多いんでございますけれども、これは受付順序でしょうか。それとも抽せんでしょうか、その3点をお聞きしたいと思います。
○委員長(比企広正) 中野農林整備課長。
◆委員(中野道弘) 井畑委員のご質問にお答えをいたします。
松くい虫対策、今後の対応方針というふうなことでございます。ご存じのとおり、23年、24年ころから非常に松くい虫にやられる木がふえてきまして、25年度に、本年度におきましては、伐倒駆除で3万本以上を伐倒している、駆除をしているところであります。また、予防というふうなことで、地上散布、無人ヘリ、それから一部の地域でございますが、有人ヘリを使いまして殺虫剤を散布をして、被害の拡大を防いでいるところでございます。現在25年度末、秋調査というふうなことで調査をしておりますが、なかなか目に見えて被害本数が減ってきている状況ではございません。これは、ただどうしてもヘリコプターとか薬剤が人家のそばですとか、畑の近くにはどうしても近づけません。最低でも30メーターから50メーターは離して散布する必要がございます。そうした場合、全く散布をできない松林がどうしても発生をいたします。これについては、かかってしまったものを早目に伐倒して駆除をするしかないというのが、今最大の手の打つ方法でございます。
ただ、さっきも言うように、できない区域から30メーター、40メーター離れれば、何とか今薬剤散布などで防いでいるというふうな状況でございます。これについては、国道113号線から海側の松林については、20年度以降もずっと引き続きやってきた実績がございまして、あそこの松林については、守られてきたというふうなことを考えますと、殺虫剤の散布というのは、ある程度蔓延を防ぐことができたというふうに私どもは思っているところでございます。
26年度につきましては、同じように基本は考えております。五十公野山につきましては無人ヘリと、それから地上からの散布でまず防除をしていきたい。どうしても松くい虫にやられたものにつきましては、伐倒をしていきたい。それで、薬剤薫蒸をしていきたいというふうなことでございます。豊浦地区につきましては、昨年度有人ヘリの8ヘクタール、8町歩を実施をいたしましたが、26年度につきましては、5倍の40町歩に延ばして防除区域を広げていきたいというふうな考え方であります。紫雲寺につきましても無人ヘリ、それから伐倒駆除というふうなことで、本年度同様の面積、それから駆除本数を現在考えているところでございます。
あわせて、県からの補助金になりますが、市内の5つのゴルフ場が自分たちのエリアの中の松林を守るためにいろいろ防除をしたり、伐倒駆除をやっておりますが、これについても補助金を利用しながら実施をするというふうなことでございます。
このほかに、家庭内の庭木の松、それから神社仏閣の松につきましても、この松くい虫の原因の一つになっているんではないかというふうなことで、25年度、本年度に引き続きまして、26年度についても庭木等の伐倒駆除について市の事業として実施をしていきたいというふうな考え方であります。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 諏訪建築課長。
◎建築課長(諏訪龍一) 井畑委員のご質問にお答えいたします。
定住化促進事業の関係でございます。地域限定があるのかと。地域を特定するということがあるのかということなんですけれども、住宅取得補助金につきましては、活気ある新発田の中心市街地を取り戻すために市外からの転入者を対象にして住宅建築とか取得の一部助成を行って定住化を図る目的でやっておる関係で、平成2年度と平成22年度の国勢調査による人口を比較いたしまして、人口が20%以上減少している地域を対象にしておりまして、具体的には本町1丁目、2丁目と25町目に限定をさせていただいているところでございます。
なお、もう一方の空き家バンク制度、これにつきましては全市域を対象にしてやっております。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 新井田地域整備課長。
◎地域整備課長(新井田功) 排水路改築事業についてお答えをいたします。
この事業は、宅地間の排水路、背割排水等の改修に対しまして、個人ではなく町内会ですとか自治会のほうのまとまりがあったところからの申し出で改築要望があったものについて、200万円を限度に3分の2を補助するという事業でございます。結論から申し上げますと、受け付け順か抽せんかということで、受け付け順で今実施をしているところであります。状況見ますと、やはり工事を伴う、また町内会単位ということもございまして、先を争って手を挙げるという状況ではないようでございます。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 湯浅委員。
◆委員(湯浅佐太郎) ありがとうございます。
いろいろとちょっともう数点聞かせていただきたいと思いますが、まず済みません、産業企画でもう一点ちょっと私聞きたいことがあったんですが、女性起業の支援事業がまたありまして、これも2年目か3年目かあれなんですが、これは昨年ですか、大体三、四年で10人ぐらいの起業をする女性がいればいいなというお話だったと思うんですが、また118万、謝礼、講師いろいろやると思うんですが、システム保守やら派遣というのもあるんでしょうけども、果たしてそのシステムを保守しながらやっていって、4年間で10人という女性の起業家のために必要なものなのかどうかというのを含めて、そこらをちょっと今の現状と進捗を教えていただきたいと思います。
それから、済みません、ちょっと観光のほうなんですが、まず1つ、月岡温泉開湯100周年、今年度から取り組んで月岡の町並み、そういう地域彩り一色で進んで大変ご苦労さまと思うんでございますが、ずっと100周年続きで、そして堀部安兵衛があったりして忙しいとは思うんですが、100周年で具体的にどんなことをおやりになるのかお聞かせいただきたいと思います。
それから、蕗谷虹児記念館も、活用事業というのがまた出ておりまして、実は蕗谷虹児はこの間成人式のときもまた私も何回目だかで入れさせてもらいましたが、今度スカイツリーのところで3月15から5月までやっていますし、聞くところによると、ヨーロッパでも蕗谷虹児のイベントをやられるというようなお話で、非常に日本全国でも蕗谷虹児が脚光を浴びて、新発田を売り出すのにはもうまたとない絶妙なタイミングなんですが、なかなかその辺のアピールが月岡やら堀部安兵衛で忙しいのはわかるんですが、もっと蕗谷虹児さんをアピールするような策はこの活用事業も含めてやっていらっしゃると思うんですが、今後の取り組みについて伺いたいと思います。
それから、
しばたんバス運行事業というのがありまして、また500万、これは前回の一般質問でも質問がありましたが、500万の内訳の前に昨年、一昨年も年間700万円をかけてイベントバスというのを運行させておって、それが思うように運行、それから計画実施、そして誘客につながっているかどうかということがなかなか検証されないままに、また今回500万の予算でしばたんバスで、先ほど伺うと月岡を中心に各市町村、市外からの誘客を目指しておやりになるということなんですが、この間の市長の答弁によれば、一月ですか、何回か走らせて、1台につき20人だか25人のバスで運行させる。なおかつ、その学校とかのあきを使ってという話なんですが、だったらその500万もかからないんじゃないかなということがありましたので、以前からのそのイベントバスの反省、やっぱり気持ちはわかるんですが、先ほどもちょっといろいろイベントの件については申し上げましたけど、目標と目的と、そして何のためにどれだけの客を選んだら成功だと。これを成功にじゃ次につなげるために何をしようか。だから、だめだったらだめだって反省して、それを同じ間違いを繰り返さないために何をするかというのが大事だと思うんですが、それがなかなかできていらっしゃらないんじゃないかなという思いが、やっぱりそう思わせないためにもぜひ成功していただきたい。それに対しても、月岡も、それから蕗谷虹児も、それから駅の中のしばたんバスにも我々も乗ってみて、やはり新発田を盛り上げるということについては、私どもも大いに協力したいわけでございますので、その辺のこれから本当にそのしばたんバスをちゃんと500万円をかける価値のあるものにしていくためにご答弁をいただきたい。
それを含めて、実は前回の昨年の決算委員会でも申し上げまして、実はきのうもおとといも私申し上げているんですが、全部の課の方に申し上げているんですが、市長が昨年ソーシャルネットワークを立ち上げて、新発田の財産、それから文化遺産等々の情報をソーシャルネットワークにつなげて広く市民または市外、県外、世界に発信をするということで、今回の予算でホームページのほうと、それから情報推進のほうで立ち上げていくというお話がありました。きのうも教育委員会、図書館はまだ話は聞いていないけど、準備はあると言っておりましたが、今回その蕗谷虹児等々の広く新発田の文化遺産、文化財、絵画等のソーシャルネットワークに載せて広く市民、市外に発信する準備があるかどうか。
とりあえずその女性起業とお伺いします。
○委員長(比企広正) 大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) 湯浅委員のご質問にお答えいたします。
女性起業家支援事業でございますが、私も以前女性支援室におりまして、この仕事を持って今のところへ来たわけでありますけれども、ことしで3年目という事業でございます。委員おっしゃられましたように、4年で10人という目標を掲げてさせていただいたところでございますが、今のところ私どものほうで把握しております起業家は12人でございます。ですので、一定の成果はクリアできたのかなというふうに判断しております。
しかしながら、個人営業の方もおられるもんですから、本当の起業家かと言われると、ちょっと恥ずかしい部分もあるんですが、そういった方々をこれからもフォローアップをしながら先輩となっていただき、後に続く方々の模範となっていただきたいという意味もありまして、もう一年は最低でも続けたいということでこのたび26年度に計上をさせていただいた事業でございます。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) 湯浅委員のご質問にお答えをいたします。
初めに、月岡温泉開湯100年祭事業についてでございます。この事業につきましては、平成25年度より取り組みを進めさせていただいているところでございます。事業概要といたしましては、町並み整備事業といたしまして、平成26年度には月岡温泉の発祥の地であります旧湯のところに、全国でも大変珍しい手湯の杜ということで、手湯を整備をさせていただきたいというふうに考えております。今足湯がございまして、これが新湯、今度つくらせていただくものが手湯ということで、旧湯ということでありまして、ちょうど温泉街の端から端までということでありますので、ぜひともこれをご利用いただいて温泉街を楽しんで歩いていただきたいというものであります。
次に、イベント事業であります。最大のものは、100年祭記念式典ということになると思うんですが、現在のところ5月28日に向けて関係団体と調整をさせていただいております。こちらには、今の取り組みの事業の中でさちめしということで、新発田食の宝庫ということもございますので、小林幸子さんを広告塔に立てさせていただきまして、小林幸子さんが監修をされた新発田の地場産のお野菜だとかお肉だとか、そういったものを使われた食事のメニューをご提案をさせていただいているんですが、その小林幸子さん、また新発田市出身の作詞家、たかたかし様などもお力添えをいただけるというようなお話があるようでございますので、盛大に市民の皆様たくさんおいでいただいて、5月28日に記念式典、または関連事業といたしまして、年間を通じて芸妓の皆さんの大園遊会ですとか、さまざまな商店街でのプレゼントラリー等を現在企画をされているところでございます。
それから、宣伝事業につきましては、後ほどSNS、行政のほうの取り組みをお話をいたしますが、月岡温泉ではもう現在もフェイスブック、ツイッター、さまざまな手法で発信をされているところでございます。ホームページについても、25年度からリニューアルをされ、さらに26年度もこの100年祭事業わかりやすくなっているような形になっておりますので、ぜひごらんいただければ幸いに存じます。
以上、100年祭記念事業でございます。
次に、
蕗谷虹児記念館活用事業についてお話を申し上げます。東京スカイツリーに、郵政博物館こけら落としに蕗谷虹児の企画展をやっていただいたことは、私ども大変感謝をしておりますし、実はこの3月に東京の新発田市の郷人会の皆様もご視察に行かれるということで、早速私どものほうからあちらの学芸員にお願いをしてご案内をいただくお約束をしております。私どもも、今市のホームページ等々でも、今回の広報にも掲載をさせていただきました。大勢の市民の皆さん、それから関係者の皆さんにごらんいただけるように努力をしているところであります。
平成26年度の蕗谷虹児記念館の具体的な活用事業といたしまして、今2点ほど計画をさせていただいております。1点は、蕗谷虹児記念館に所蔵しております作品の中で、竹久夢二さんの作品がございます。これは、蕗谷虹児の名前の名づけ親でもある嗣治さんと蕗谷虹児の作品のコラボレーションができないかということで、昨年阿賀野市でもたくさんの竹久夢二さんの作品、何かご寄贈を受けられたようなお話もお聞きしておりますので、広域でも連携ができないかどうかということで、ぜひとも平成26年度にはお話をさせていただきたいというふうに思っております。
また、先ほども予算の中で川村清雄という近代日本画家のお話をさせていただきましたけれども、新発田本当にたくさんの、大勢の画家を輩出をしております。たまたま平成26年度は、佐藤哲三という「みぞれ」で一世を風靡した作家がございましたが、この方の没後60年という節目の年ということもございまして、実はご遺族からこの作品を描いた新発田でなら「みぞれ」を貸し出してもいいというようなご提案を私ども昨年いただいております。それらも含めて、今後教育委員会、関係者の皆様とご協議をして、蕗谷虹児記念館含めたご誘客に努めてまいりたいというふうに思っております。当然蕗谷虹児記念館には、これからご説明をいたしますが、
しばたん観光バスもご停車をさせていただいて、大勢の方にご来客をいただきたいというふうに考えているところであります。
次に、しばたんバスのお話なんですが、まずは観光イベントバスについて検証をしていないんじゃないかという厳しいご意見いただいたんですが、実は私ども平成24年、25年、乗り込み調査も含めてこの観光イベントバスについては、本当に継続すべきなのか、それとも廃止をして新たなご提案をすべきかということで、乗り込み調査も数度にわたって実施をしてまいりました。残念ながら、市長も一般質問のご答弁でもさせていただきましたけれども、観光イベントバスは加治川地区のスクールバスの空き時間の有効活用ということで運行をさせていただいていたものでありますために、観光客の皆さんが実際にご乗車したい時間には運行ができていなかったんです。私どもも、乗り込んでチラシを配らせていただいたり、旅行社のほうにもご誘客のご宣伝をさせていただいたんですが、やはり時間とコース設定がお客様のニーズに合っていないよということを私どもも重々反省をいたしまして、その上でご提案をするのが今回の
しばたん観光バスでございます。全く別な運行になります。
これにつきましては、観光協会がこの4月に今知事の申請をしておりますが、第3種の旅行業資格を取ることによりまして、初めて旅行商品の販売、これは地域限定になりますので、新発田市出発、または近接町村出発、または到着という旅行商品限られますけれども、そういった形で旅行商品が販売をできるようになりますことから、貸し切りバス、要はお客様のニーズ、または新発田のその四季の時期に一番いいところをごらんいただくようなコースのご提案をしていくものであります。今春の時期に計画をさせていただいておりますのは、5月だったでしょうか、板山のほうのヒメサユリを見に行くものであったり、または日本一小さい山脈、大峰山に入っていただくコースであったり、月岡と市街地のみならず各地域の一番いいところを一番いい時期にお客様が望む形で見ていただこうという運行を予定しております。4月から6月までは、毎週土日、祝日、これは必ず運行をさせていただこうと。さらに加えて、1週間前までに10名以上のご予約がいただければ、平日もお好みのコースで運行させていただきますということで、実はきのうときょう、月岡温泉の関係者の皆さん、それから観光ガイドボランティア協会の皆さん、マスコミの皆さん、ご試乗いただいております。5月11日から開業されます白壁兵舎も、新たな観光スポットの一つとしてそちらのコースにお入れするなどして、精いっぱいの工夫をさせていただいて、大勢のお客様に乗っていただけるようにしてまいりたいというふうに思っております。
ちなみに、昨晩JRのデスティネーションキャンペーンのエージェントが月岡温泉に40名ほどご宿泊をいただきました。市長初め、トップセールスということで私も昨晩行ってまいりましたが、この
しばたん観光バスについては、前日の5時半までにお申し込みをいただければ翌日お乗りいただけるということで、皆さんに大変ご好評いただいております。ぜひとも私どもも、観光協会に実績を出していただきたいというふうに考えております。
最後、SNSのお話がございます。これにつきましては、ソーシャルネットワークの関係でございますが、これ以前平成24年の12月に若月議員のほうからも一般質問でもお出しをいただいておりまして、その後新発田市の観光協会については、平成24年の4月からツイッター、25年の4月からフェイスブック取り組ませていただいているところであります。行政につきましては、先ほど湯浅委員からおっしゃられたとおり、秘書・広報課が今主体となりまして、4月以降全庁に対して方針を示していただけるということでありますので、私どももその運用の中でできる範囲のものをさせていただきたいというふうに考えておるんですが、以前もこれ25年の9月の決算審査のときにもお話をいたしましたけれども、作品の所蔵品については、一部寄贈者から匿名でお願いをしたいというようなものも含まれておるもんですから、ここは教育委員会も含めて慎重に対応させていただきたいというふうに思います。
以上、答弁終わらせていただきます。
○委員長(比企広正) 湯浅委員。
◆委員(湯浅佐太郎) ありがとうございました。
女性起業家につきましては、非常にいい結果だと思いますが、それにつながってフォローアップできるようにまた頑張っていただきたいと思います。
その月岡のイベントも、宣伝も非常に頼もしくて、ぜひ結果を出させたいと思うんですが、蕗谷虹児さんの記念館の活用事業ということについては、竹久夢二も川村清雄もそれは佐藤哲三もいいんですけど、蕗谷虹児をどうするのかというのがなかなか出てきていないんです。蕗谷虹児記念館、その人たちの話をするのはいいかもしれませんが、蕗谷虹児をもうちょっと新発田がどうやって出すのかというのが何か足りないようにちょっと感じました。
当然だからしばたんバスだって、今学校の合間のバスを使ったがために時間帯が合わなかったということは、要するにお客さんがいつ動いてどのように動くかということがわからないまま700万ものお金をつぎ込んでやったというふうにしか私は見えないわけです。だから、このたびのしばたんバスも失敗しないように、ぜひとも500万がやっぱり5,000万ぐらい、10倍ぐらいの経済効果で返ってくるように誘客とあれを図っていただきたいと思いますが、その蕗谷虹児のやつだけちょっともう一回、蕗谷虹児をどうやってやるのかというのだけ教えてください。
○委員長(比企広正) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) ただいまのご質問にお答えをいたします。
蕗谷虹児記念館につきましては、現在私どもが所蔵している作品が約4,000点ほどございます。これらのものを4年間かけまして、緊急雇用対策事業等でつくらせていただいたデータベース、画像つきのものがようやくできております。これを組み合わせさせていただきながら、今企画展については、当然蕗谷虹児記念館でありますので、そのメーンの作品。ただ、今はスカイツリーにお貸しをしておりますので、メーンの作品が戻ってくるのは6月以降という形にはなりますが、その以降の中でまたそういったものを活用させていただいた事業を年間を通じて展開をするつもりで今計画を進めているところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(比企広正) 湯浅委員。
◆委員(湯浅佐太郎) その蕗谷虹児さんの原画というのは、豊浦庁舎にありますよね。
私も、この間教育委員会行ったら、いや、ちゃんと言ってくれればいつでも見せますよと言われたんですが、今はじゃ全部その郵政、スカイツリーのほうに行っているんでしょうか、それだけ教えてください。
○委員長(比企広正) 山口課長。
◎観光振興課長(山口恵子) 蕗谷虹児の作品は、全て蕗谷虹児記念館または文化会館の収蔵庫に所蔵されております。
スカイツリーにお貸ししている点数については、ちょっとお待ちいただけますでしょうか。
〔何事か呼ぶ者あり〕
◎観光振興課長(山口恵子) 豊浦の庁舎には、川村清雄の作品はございますが、蕗谷虹児については、全て私どもの施設のほうに所蔵をさせていただいております。
現在郵政博物館にお貸し出ししている作品数は168点となっております。
以上です。
◆委員(湯浅佐太郎) ありがとうございました。
○委員長(比企広正) 石山委員。
◆委員(石山洋子) 関連も含めましてお願いいたします。
先に関連で、蕗谷虹児記念館の話が出ました。しばたんバスによって蕗谷虹児記念館、そしてカリオンパーク、旧県知事記念館というところも、しばたんバスでこれから観光で多分行かれると思うんですけれども、私も先日蕗谷虹児記念館に行って、日本語教育の副読本5冊で2,000円を……3冊だったっけ。3冊で。
〔「3冊、3冊」と呼ぶ者あり〕
◆委員(石山洋子) 済みません。
2,000円で買ってまいりました。本当に表紙も蕗谷虹児さんの絵が描いてありまして、すごくよかったなというふうに思っていたんですけど、ひとつ1点感じたのは、ぐるっと見て回って、それでさて、やっぱり女性ですので、お土産を買いたいなと思ったときに、あれって。お土産が少ないなというのと、お土産の配置のスペースと配置の仕方がもうちょっと工夫されていれば、何かもっと買って帰ろうかなというふうに思いましたので、これは質問ではないんですけれども、今後の検討の中で来館者の増員を望むということであれば、その辺をもう少し工夫されたらよくなるのではないかなというふうに思いました。
そのしばたんバスに絡めまして、実は先日第三セクターの予算のこともありまして、そこの紫雲寺記念館のバスが観光振興課のものだという話を聞きまして、ここではないのかもしれませんけれど、1つ質問させていただきたいのがしばたんバスもそうですし、あやめバスもそうですし、もうバスに物すごく宣伝のフィルムが張ってあったりしてすごく目立っていいんですけれども、片や紫雲場記念館のバスは、紫雲の郷みたいな感じしか書いてなくて、週に何回かは市内を往復しているので、ああいったような宣伝ができればいいのではないかなということを1つ質問させていただきます。
あとそれから、産業企画のほうで、新規事業で札の辻広場の活用計画推進事業というのがあるんですけれども、新庁舎は8カ月ぐらいおくれてできるということの中で、今その新庁舎を拠点とした中心市街地のにぎわい創出のため、その札の辻広場を活用したイベント計画を策定するということなんですけれども、これは新庁舎ができたときに使うための計画なのか、それとも今まだ未整地のところで夏のイベントもありますので、そこを使うための策定をされるのかということをお伺いいたします。
あと、
若者就労支援事業で、ニートの方ですとかを支援するジョブトレの訓練をされるようなところもあるんですけれども、やはり最終的には就労に結びつけていくということが目的だと思うので、予算を計上しながらことしの、今年度の登録されている方と、あと実績のほうをちょっとお伺いしたいと思います。
あと地域整備課のほうで橋りょう修繕事業というのがあるんですけれども、橋梁の長寿命化修繕計画ということで、橋梁については去年のところで総点検をされて修繕を計画しているということなんですけれども、ちょっと聞き逃したところもありまして、新発田市で橋梁を計画的にはするんですけれども、今後修繕が必要だったと思われる橋梁の本数とあと優先順位というか、そういうところをお聞かせいただきたいと思います。
あとそれから、都市整備課のほうで水のみち構想というのがあるんですけれども、今このみち構想に伴って今回も寺町の清水谷地区の護岸工事、それから水のみち地区の護岸、委託ということで工事を進めているんですけれども、水のみち構想というそもそもそれはただの護岸工事とかではなくて、多分市長の話ですとにぎわい創出の中で裏の新発田川を通じたあそこも通っていただこうということだと思うんですけれども、最終的にはどういうような形になっていくのかということと護岸工事だけで終わるのかというのと、あとそれからその進捗率等。あそこにはやはりいろんな思い入れの方がいらっしゃって、灯篭まつりとか明かりをともして人力車で走るといったようなことをしている市民団体の方もいらっしゃいますので、そういった方たちのこれから水のみち構想の中でそういったものも入っているのかどうかということをお聞かせ願いたいと思います。
以上です。
○委員長(比企広正) 石山委員、最初は答弁求めますか、お土産の件に関しては。
◆委員(石山洋子) いや、いいです。
○委員長(比企広正) いいですか。意見でいいんですね。
◆委員(石山洋子) はい。
○委員長(比企広正) じゃ、意見でいいそうなんで。
山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) 石山委員のご質問にお答えいたします。
紫雲の郷の送迎用のマイクロバスのラッピングの件についてでございます。このバスにつきましては、紫雲寺町時代から東京の業者からリース契約をしているものでございます。ラッピングにつきましては、リース業者に確認をいたしますと、新発田市さん持ちであればどうぞというお話なんですけれども、何せ平成15年の5月からリース契約をしているものでありまして、大変老朽化をしてきているところでありまして、まずはそちらのバスの対応を少し考えさせていただく必要があるかなというのがまず第1点目であります。
もう一つの方法としては、今回の
しばたん観光バスも実は同じ手法をとらせていただくんですが、ラッピングというのは非常にお金がかかるんですけれども、マグネット方式で表示を張っていくということは今回の
しばたん観光バスでも利用させていただこうというふうに考えておりましたので、動く広告塔としてマイクロバスを動かす件についてはご提案ぜひとも前向きに検討させていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(比企広正) 大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) 石山委員のご質問にお答えを申し上げます。
まず、札の辻広場の活用計画、今なのか先なのかというお話でございましたが、端的に申しますと先の活用計画の検討という形でございます。と申しますのが、28年度の庁舎完成、そのときに合わせて札の辻広場もオープンという形になるわけでございますが、何といってもこの広場の活用計画だけをつくるものではこれはございません。と申しますのが、やはり中心市街地の活性化というのがどうしてもベースにございます。ですので、年間を通じてのイベント等の事業を展開するための計画、これをまずつくるということなんでございますけども、その前段といたしまして、各層から成ります団体からお集まりをいただいて、自分たちでそういったものをつくっていくというようなベースの計画をまずおつくりいただいた後に、ちょっとわかりにくくて申しわけないんですけれども、まずは商店街、それから各イベント、今も行っておりますイベント、こういったものを全て網羅して、札の辻広場も活用した年間の活用、利用計画をつくるというものでございます。ちょっとわかりにくくて申しわけございません。
それともう一点、若者就労支援の関係でございますけれども、現在市内にございます若者サポートステーションございますが、この利用、今年度登録と実績はどうかというお問い合わせでございましたが、この1月末までの集計数字ではありますが、新規登録は36件、相談件数が239件で、実人数といたしましては、恐らくニート対象者数として251人でございました。そこで、そのうち1月末までの就労者数としては12名の方が就労なさっておられます。あとはこのサポートステーション等で行っておりますセミナー等の参加者につきましても延べで264人ということで、一定の成果が上がってきているのではないかというふうに判断をさせていただいているとこでございます。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 新井田地域整備課長。
◎地域整備課長(新井田功) 橋りょう修繕事業についてお答えを申し上げます。
昨年度までの調査で修繕が必要と認められた橋梁が約190橋ございます。新発田市が管理する橋梁が約900橋ございますので、その中の190橋が必要だというものであります。
それで、優先順位をどのようにつけるのですかということなんですけれども、全部で調査のとこでランクづけをするんですけれども、その中で32のランクがございまして、どうしても早くしましょうという、比較的早くというのが5橋ございます。それにつきましては、その中の一部を来年度実施をさせていただくというものであります。順次その優先度に従いまして実施していくことになるんですけれども、ただ近所で工事があるとかという部分については、その順位をまた繰り上げるなり調整をして実施していきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 倉島都市整備課長。
◎都市整備課長(倉島隆夫) それでは、街なみ環境整備事業の質問についてご説明をさせていただきます。
平成26年度につきましては、護岸の改修と設計ということで項目を上げさせていただいたところでございますけども、一部護岸の改修の部分をやるということにはしておりますけども、今年度平成25年度には平成24年度に作成しました水のみち構想をもとに、関係する新発田川沿線6町内の皆様とどんな整備がいいのかというふうなことを懇談をさせていただきました。主に申し上げますと、川の状態だとか、あとは歩きやすさだとか川との触れ合いをどうしていくんだというふうな項目が出てきまして、それに対する対応策はこんなふうにしたらいいんじゃないかというふうなものを今検討しているところでございます。
また、新発田川に係る、関連する団体ともご協議をいたしまして、関係する団体の皆さんのご意見も含めて、今3月もう終わりでございますけども、どんなふうにしていくんだと、どこをどう直していくんだというふうなところをまとめさせていただきたいと思います。
それで、来年度につきましては、護岸の設計の中でその意見をちょっと具体化をして、どこをどう直して、どんな色使いをしていくんだというふうな具体的なものをさせていただきたいなというふうに思っているところでございます。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 若月委員。
◆委員(若月学) では、私のほうから多岐にわたってちょっとお願いをします。
まず、産業企画のほうなんですが、新発田の堀部安兵衛討ち入りそばまつりというふうなものをこのたび博覧会を催しながら、3日間で1,472万というふうな非常に多額な金額でとり行われるというふうな計画ではありますが、その討ち入りそばというと12月をイメージするのかなと思いつつも、その前にやられると。ここの基本的なコンセプトとしましては、やはり堀部安兵衛が頭に来ている、前段に来ているというふうなことは、堀部安兵衛に関連してのお祭りというふうな形で捉えているのが普通だと思うんですが、討ち入りそばの、どういうふうな形で1,000万も使ってできるのかちょっとイメージ涌かないので、1つ。
それとあと商標登録についてなんですが、弁理士にお支払いする金額としては些少な金額だとは私思うんですが、実は北海道の東山町というふうなところで私ども昨年行かせていただいたときに、全部町役場の職員が全て手続をやって、商標登録から弁理士を介さずに幾つも商標登録を自分たちの手でやっているというふうなお話を聞きました。その中で、「そんなに難しいんですか」と、「いや、そんなに難しくはないんだ」と、「ちょっと手なれれば簡単にできるし、市がやるもの、当然行政がやるもの、そんなに難しくはありません」というふうなことで、胸を張って言われていた。「うちのまちでは、こういう費用についても全て外注ですよ」と言ったら、「いや、そんなことをしなくてもできるのにね」というふうなご助言もいただきながら、この辺をどういうふうに考えられるのかというふうなことです。
あと観光についてなんですが、あやめサミット、このたび開催するわけですが、四大あやめ園というふうなことで、その四大のところで毎年やられているそのものの新発田への誘客であったものなのか、それともそうすれば、4年に1度ずつやっているんですが、どのような形でこのサミットというふうな形で幾つの自治体がかかわって、例えば民間団体がかかわるのかわかりませんが、どのような内容になっているのかと。以前は、あやめ祭りやった際には、中央ステージ組んで、ちょっとオオタカに被害があったとかいろいろな話の中でだんだん縮小してきて、今余りそういう大きなことはやらないとは思いますけども、このサミットの形をどのように考えて、今後来年はどこにやるんだというふうな素案もあるのかちょっとお聞かせ願いたいというふうなことです。
あと一般財団法人の新発田観光協会へ出損金といいますか、4,600……
〔何事か呼ぶ者あり〕
◆委員(若月学) 出捐か、損でないか。捐だ。ごめんなさい。出捐金4,608万円ですかというふうなこの出資なんですが、この出資に関しまして、債権というふうな形なんですか、それともこの形はただの設立のときのお金として出して、まちとするとそれは何を担保にしてそこに出すというふうな形になっているのか。というのは、やはりこれも全て税金でありますから、その財団がひとり立ちするまでというふうな話あると思うんですが、その辺の関係をどのような形でその財団と市はかかわっていくのか。
それと同時にコンベンション事業の支援事業の補助金で、新発田市として400万、どのような……補助事業というふうなことで400万。これにはコンベンションをやるとこに助成すると言っていますが、何を基準にコンベンションというふうな形で、この予算も400万と上がっていますが、その辺もちょっと教えていただくとありがたいなと。
あともう一つ、当然観光のとこにトイレというふうなところで88万。来年も同じ金額。そういうふうな話の中で、これはともすると温泉事業者ですとか、そういう観光施設、民間への補助なのかな、それとも新発田市で言うならば文化会館とか、そこも含めてここへ入っているのか。その辺をどういう、同じ金額ずっと入っているもんですから、計画性があるのか。その辺をちょっとお聞かせ願いたいというふうなことです。
あとちょっと最後なんですが、地域整備課のほうに、五十公野バイパスこのたび完成いたします。続いて、今着手しています五十公野公園荒町線、ここに関しまして、以前五十公野バイパスやられるときにはプレーロード盛り土といいますか、余盛りをしながら、盤を固めながらやっていったと。1級、2級、3級の地方道のランクがあるので違うというふうなことかもしれませんが、仮に盛り土をやらずしていっても大丈夫な地盤で、実際いつ開通可能となるのか。その辺をお聞かせ願いたいと。それについても、あと当然西新発田五十公野線、荒町線についても早期の完工、竣工が望まれるわけなんですが、この予定完了時期、その辺も教えていただくとありがたいというふうに思っております。
○委員長(比企広正) 大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) 若月委員のご質問にお答えを申し上げます。
まず、堀部安兵衛討ち入りそばまつり、この関係でございますけれども、私どもこれまでやっておりましたそばまつり、一番最初が21年からの取り組みということでさせていただいておりました。ただ、当初市街地の賑わいの創出事業ということの取り組みで、
地域交流センターを会場としてやっていたところでございますが、このたびの来年度のそばまつりにつきましては、会場を昨年度から五十公野に移させていただいております。と申しますのが、冠は堀部安兵衛討ち入りそばまつりでございますけれども、来年度26年には日本そば博覧会、これが新発田で開催されるということが、できるということが正式に決定をされました。この日本そば博覧会につきましては、全国各地を持ち回りで回っているという状況でございまして、私どもの今想定をしております時期といたしましては、10月の第3週を想定させていただいているところでございまして、これまでの他地域の実施状況等をお聞きいたしますと、多いとき、場所にもよるんでしょうけれども、10万人程度は来訪者が見込めるということでもありまして、私どもでも3日間で10万人というのをまず目標に掲げさせていただきまして、五十公野公園で10月にさせていただきたいというものでございます。何せただ、今まで5回やってまいりましたそばまつりの規模からいたしますと、1日当たり昨年度も7,000人ぐらいまでしか入ったことがないというところでもありますので、共同団体となります全国麺類文化協会、こちらとも連携をよくとりまして、月岡開湯100周年と合わせまして私どものほうで取り組みをさせていただきたいというふうに考えておるものでございます。
この時期なんでございますけれども、なぜ10月かといいますと、この堀部安兵衛が討ち入りの際にそばを食べたという言い伝えが残っているということで冠をつけさせていただいたところではございますが、11月、12月の頭になりますと当然のことながら天候が不安定になって、来場者も見込めなくなるんではないかということも想定いたしまして10月の中旬ということで設定をさせていただいているところでございます。
それから、2点目の商標登録の関係でございます。今ほどの委員のお話ですと、十分事務屋でもできるんじゃないかというようなお話でしたけど、私どもが弁理士に以前お伺いをしたときには、ほかの何か種類が非常にいっぱいあるそうで、そこら辺の検索等が結構漏れると大変ですよというようなお話があったもんですから、今年度もさせていただいたところではありますが、来年度のこの商標加治川についても弁理士にまずはお願いをしたいということで考えてはおりますが、委員からもお話ありましたように、もし簡単にできるようなものというのがはっきりわかりましたならば、私ども自前でやるのも当然念頭に置いてかからなければならないなというふうに考えているとこでございます。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) 若月委員のご質問にお答えをいたしたいと思います。
初めに、あやめサミットについてでございます。このあやめサミットにつきましては、全国16の市町村が加盟をしておりまして、そこで持ち回りで開催をさせていただいているところでございます。新発田市は、平成9年の開催に次いでこのたび2回目ということになるかと思います。先ほどお話がありましたけれども、今回のあやめサミットにつきましては、当然市民の皆様にご協力をいただいて、あやめ祭りの中のイベントと連携する形で大いに誘客促進につながる部分が1つ。
それから、せっかく月岡温泉の開湯100年ということもございますので、レセプション等または記念講演会については月岡で開催をさせていただいて、そちらにも市民の皆様にご参加をいただけるようなものということで、大勢の皆さんがおわかりになるような著明な講師をぜひお招きしたいということで予定をさせていただいているところでございます。
次に、観光協会についてご説明を申し上げます。今回の観光協会への支援事業につきましては、2つの内訳がございます。1つは人件費とイベント開催費の補助、もう一方が観光協会への出捐金ということでございまして、出捐金のほうが1,970万円というふうになっております。うち300万円につきましては、旅行業取扱業の営業保証金というのがどうしても、これ登録行為になりますので、そのものが必要だということで、その出捐金にはその300万円を含まさせていただいておりまして、例えば株式会社であれば資本金を提供すれば当然株主に配当が来るんですが、観光協会の場合は一般社団法人ということで、配当は行わない団体になりますので、出捐というのは見返りを求めない出資というふうにご理解をいただければよろしいかというふうに思います。このものは、要は社団法人が続く限りその会の運営上どうしても必要になった場合に役立てていただくものということで、日常の運転資金ということでは決してございません。
次に、コンベンションのものについてご説明をさせていただきたいと思います。こちらにつきましては、25年度から取り組みを始めさせていただいた支援事業であります。2泊以上の宿泊を伴う県外者が100名以上参加するコンベンションについて、市内、私ども新発田市内に宿泊するものに限って開催経費を補助するというものであります。全国規模、全国各地から100名以上の方がご参加になるものについては、1人1,500円掛ける県外の参加人数ということで、上限が150万円、北信越ブロックにつきましては1名500円で北信越ブロックの参加者人数ということで、上限50万円というふうになっております。今年度の実績で申し上げますと、3件ということでございまして、ご利用いただいた総数が747人ということで、59万4,000円の補助金を出させていただいて、宿泊お1人当たり1万5,000円と想定させていただくと、約813万円ほどの経済効果があったというふうに今年度のものは考えております。次年度につきましても、既に4件お申し込み、ご予約というか、ご連絡をいただいているものがありまして、具体的に内容を申し上げますと、1つは情報処理学会、1つは日本商工会議所青年部全国会長研修会、それから全国建築大会、それからバスケットボールの全国中学校交歓大会ということで、スポーツのみならず、会議、さまざまな分野でご予約をいただいております。これについても、首都圏誘客促進協議会で商談会などでもPRをさせていただいた成果が徐々に出てきているものというふうに考えております。合計するとやはり400万円相当ということで400万円予算計上させていただきました。
最後に、
観光施設整備事業でございます。こちらにつきましては、先ほどもご説明をさせていただきましたけれども、残念ながらまだ観光施設、和式のトイレ、それから洋式であってもウォシュレットがついていないものが大多数でございます。お客様をご案内してきても、せっかく来たのにおトイレがということをよく耳にするものですから、ことしはまずは月岡温泉の開湯100年ということもありますので、カリオンパーク大変大勢お客様、子供連れでもおいでいただいておりますので、そこの女子トイレを2基改修をさせていただきたいと。その後順次各観光施設を洋式化、ウォシュレット化させていただいて、何とか3年後には7割ぐらい程度の洋式化をさせていただきたいというものであります。これについては、私ども今スポーツツーリズムということで、生涯学習課とも連携をさせていただいておりますので、体育施設についても同じような考え方ができないかということで今後協議をしてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 倉島都市整備課長。
◎都市整備課長(倉島隆夫) それでは、街路事業の件につきましてお答えをさせていただきます。
まず、私ども取り組んでいる3路線につきましては、平成27年度末を目標に完成をするということで進めさせていただいております。
もう一つのご質問の五十公野公園荒町線のプレーロードの関係のご質問でございますけども、私ども昨年度、今年度の事業の前倒しということで農地区間の盛り土部分の工事をこれから発注する予定にしております。ただ、五十公野バイパスで盛ったような、いわゆるプレーロードという工法ではなくて、いわゆる下にマットを敷くというふうな形で施工をさせていただきたいというふうなことで計画をしております。いわゆる即時沈下と残留沈下というものがございますけども、即時沈下につきましては工事の搬入路になるということも含めて、即時沈下を促進させようということでございます。また、残留沈下については、不同沈下を防ぐためにそのシートで防止をするということにしております。また、盛り土につきましては、いわゆる新発田川の橋がかかるところがございますけども、あちらについては一部盛り土をして沈下をさせるという工法もとらさせていただきたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(比企広正) それでは、この際3時20分まで休憩いたします。
午後 3時06分 休 憩
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午後 3時20分 開 議
○委員長(比企広正) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑のある委員の発言を求めます。
宮野委員。
◆委員(宮野昭平) 私のほうから何点か関連を含めてお伺いします。
まず、関連であります。今ほど若月委員のほうから話がありました。新発田堀部安兵衛討ち入りそばまつりの開催であります。多額な金額であります。先ほど説明を聞いたところで10万人、3日間で10万目標に頑張りたいということであります。それは、十分わかりました。ただ、新発田市におきまして、じゃソバの生産はどんなものなのかということであります。山手の荒れた農地、または遊休農地等を使って、そんなに産地というような収穫、作付面積でもありませんし、猿にも食害があるという状況であります。また、それの対策ということで、また体にもいいということで、ダッタンそばの部分についても力を入れているということは十分わかるんでありますが、ソバについては春と秋と2回の収穫、この10月17、中旬ぐらいの時期にじゃ新そば等が間に合うのかということでありますし、これもう全国日本そばの博覧会という大きな事業であります。新発田のソバの生産について、その辺どう対応していくのかなと。北海道のソバを集めてくるのか、そういうのでは意味がないと思いますし、またこの事業ではソバを活用した新産業の創造ということもうたっているということであれば、農水振興課と連携をしながら作付をふやすとか、今後のソバの生産目標等々のこういう振興等十分にやるべきかなと。ただのイベントで終わらずにやるべきと思いますが、その辺の考え、進め方、これからのそば振興についてお伺いします。関連で1点お伺いします。
それと新発田市の制度融資であります。これは、過去に何度も聞いた経緯もありますし、資料等ももらっております。せっかくの制度融資でありながら、利用する方が少ないと。ましてや住宅設備建設資金貸し付け等については、ここ何年かゼロということで、前にもこの問題やりとりさせてもらって、昔は議員も入って担当も入って制度融資審査会という形で私も参加して、そのときには住宅等の申請等をある程度認めてきたというのもありました。今現在は、銀行等に全部お願いして、銀行の物差しで貸すか貸さないか決めているという現状は私は十分わかりますし、そのことで市民が借りたいけれども、借りれないという状況があるということも実際であります。ただ、税金でありますので、むやみやたらにというふうなことはできないのも十分知っておりますが、せっかくあるこういう制度融資であります。担当課として、決算になると使っていませんということで、不用残という形でというのもちょっとおかしいのかなということで、この事業に対してもう少しやり方があるんじゃないかと思うんですが、その辺をお伺いします。今回も住宅だけでも1,300万という予算、またそのほかの制度融資も含めれば相当な金額になっております。
それと次に、昨年の夏藤塚浜の花火で事故が起きたと。先般もニュース等になっていろいろありますけども、この事業新年度は事故を受けて、どういう形で担当課として事故防止、それからこの事業を行うのかということをお伺いいたします。
それと水産直売所、これは松塚漁港の関係であります。やっとこういう形で地元の水産品の加工、そして販売もできる施設ができるのかなということでありますが、説明を聞きますと、定期的な直売所ということであり、常設ではないというふうに思われるんですが、その辺。それと、水産業の振興を図るということでありますので、これは海の水産業だけなのか、内水面等も新発田にはあるわけなんで、その辺はどういう扱いになるのかなということであります。
それと、この直売所に関連いたしまして、昨年五十公野公園の利用拡大ということで話がございました。議会に話があり、12月議会には市長答弁もありまして、あえてお伺いします。都市と里山をつなぐ五十公野公園というコンセプトの中で、新発田ブランド、新発田産直売所及び加工品を売るということで、これは民間がやるということで、農協とはあえて言いませんけれども、結果して農協が手を挙げて頓挫したということであります。これは、新年度にじゃこの事業どういう形で新年度は進めていくのかということをお伺いいたします。
まずそれを。
○委員長(比企広正) 大西産業企画課長。
◎産業企画課長(大西博紀) 宮野委員のご質問にお答えを申し上げます。
まず、そばまつりの関係でございますが、委員ご指摘のとおりまだ市内でのソバ生産量は、決してそう多くはございません。ただ、当然のことながら、新発田市は昔から稲作地帯ということでありまして、こういっては何ですが、ソバなんてという部分も確かに否めない部分ではあろうかと思います。ただ、今般耕作放棄地の増加でございますとか、あとは中山間地におきましては、猿害等ございまして、稲作が不向きになってきているという時代の背景もございますことから、ひとつ中山間地をメーンにということで、ソバの振興を図っていきたいというコンセプトもございまして、このそばまつり、そば博覧会をぜひとも契機として進めたいということで実施をさせていただきたいというものであります。委員のお話の中にもございましたダッタンそば、これにつきましても、現在取り組みを進めておるところでございますが、こちらにつきましては、優位点といたしまして、場所をある意味問わないというものでありましたので、耕作放棄地を再生することが可能になるだろうということが言えると思います。あとはその味から猿によるいたずらを受けにくいと、こういったことで非常に中山間地での振興に有効性があるのではないかということで、新発田においてはぜひともダッタンそばを取り組んでいきたいということで、既に一部取り組み始まっているところではございますが、いかんせんまだ今のところ総面積はそう多くございませんものですから、こういったそばを契機としてひとつ振興を図ってまいりたいということもございますし、あわせましてスイーツ等にも活用できるようなバリエーションを考えていってはどうかということで、昨年来取り組んでおられるわけでございますので、そういったことでお菓子ですとか、そういったほかの食品にも活用できるような新産業おこしという部分、それからそば打ちを通じての地域間交流、こういったものも含めてまちおこしにつなげてまいりたいというふうに考えておりますので、来年のそばまつりが一つのスタートというふうに私どもは捉えておるところでございます。
地場産のソバの生産についてなんでございますが、10月の中旬ということでありますので、一般的に言いますと、夏ソバと秋ソバというのがあるそうでございますが、何とか夏ソバであればぎりぎり間に合うのではないかということで、話をお伺いしているところでございます。
それから、次の制度融資の点についてでございますが、委員おっしゃられますとおり、さまざまな融資制度を私どものほうでご用意をさせていただいておりますが、先ほどの話にもありましたような住宅建設資金、これについては今ここで把握できておりますものでも、23年度以来全く利用実績がないというものでありますので、これは融資の制度そのものの時代背景から見て若干見直しをしていくことも当然必要だろうと思っておりますので、来年度そういったことも含めて金融機関等とも、商工会議所等も含めながら検討してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○委員長(比企広正) 山口観光振興課長。
◎観光振興課長(山口恵子) 宮野委員のご質問にお答えをいたします。
今回の海上花火の事故につきましては、城下町新発田まつりの行事の一環として、昨年8月12日に実施をいたしました海上花火におきまして、打ち上げ船の運転手をしていた船長がけがをされたというものでございます。けがをされた方につきましては、現在も大分通院回数は減ったようではありますが、ご通院中ということであります。この実施につきましては、城下町新発田まつり開催実行委員会の中で、花火部会というものを構成をさせていただいておりまして、そこで実施をさせていただいたものであります。海上で花火を上げるものですから、海上保安庁等へも届け出をさせていただいていたんですが、その実行者としては新発田市観光協会ということで提出をしていたものですから、事情聴取等については新発田市としてはお受けはしておりません。けが人の状況を見ながら、随時その花火部会の皆様とは断続的に協議をさせていただいておりまして、来年度の事業実施については、一応けが人もまだ完治をしていない、それから海上花火の設営自体、今回の方式ではなかなか難しいというような部分と、費用的な部分を十分検討させていただきまして、昨日花火部会としての方針としては、浜茶屋の振興に向けた新たな取り組みに地域住民と協議をしながら取り組んでいこうということで、一つの方針を決定をしていただいたところでありますが、まだ実行委員会のほうに諮っているものではございません。4月末に全体のまつり実行委員会の開催が予定しておりますので、そちらで最終的に花火部会のご報告をいただき、決定をさせていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 川瀬農水振興課長。
◎農水振興課長(川瀬孝男) 水産物直売所整備事業についてのご質問にお答えいたしますが、今回計画いたします共同利用施設につきましては、直売所機能と加工場機能を持つんだということは、先ほどご説明申し上げましたけれども、これまで直売所の整備に先んじまして、25年度、4年度とさかなまつり、それから新鮮さかな市を行ってまいりまして、その中で消費者の皆さんにアンケートをとっております。そうしますと、ほとんどが土曜、日曜、祝日に利用したいということでしたので、当面は鮮魚の販売については、土曜、日曜でやろうと。ただし、その間水揚げされた魚については、干物などの加工品の製造をしようと。それを月岡温泉ですとか、飲食施設に販売していこうというふうな当面の計画をしております。月岡温泉については、そちらのほうからも非常に興味を示していただいておりまして、近々漁業者と月岡温泉の皆さん方との懇談会を計画することにしているところであります。当面ですので、いずれは設備も常設ができる設備を備えますので、常に販売できる体制をつくっていきたいというふうに思っております。
それから、内水面の関係でありますが、今回の施設につきましては松塚漁港、それから藤塚浜地域の漁業の振興というのが第一でございますので、当面は海産物の加工販売に重きを置きたいというふうに考えております。
以上でございます。
○委員長(比企広正) 倉島都市整備課長。